教員向けGrok
事務作業の初稿はGrokにお任せください。授業案、小テスト、ルーブリック、所見文のベースを瞬時に作成。教員ならではの判断に集中できます。

授業の準備や指導の裏には、膨大な事務作業がつきものです。指導案、小テスト、ルーブリック、所見、保護者への連絡文など、Grokを使えばその多くを数分で下書きできます。浮いた時間は、教員にしかできない「目の前の生徒と向き合うこと」に使いましょう。grok.onlineでは、本物のGrokモデルを登録不要・完全無料(1日30回まで)で利用できます。一般的なテキスト作成にはGrok 4.20がスピーディーでおすすめですが、要素が多く複雑なタスクにはGrok 4.3 Thinkingが適しています。ここでは、すぐに開いて編集できるプロンプト付きで、7つの活用法をご紹介します。
授業と教材の準備
まずは、放課後や夜の時間を圧迫しがちな教材準備から効率化しましょう。
時間配分付きの授業案を作成する
目標、授業時間、生徒の既習事項を入力します。Thinkingモデルは、活動と時間のバランスを調整し、無理のある計画になっていないかを見極めるのが得意です。
[年齢または学年]向けの[トピック]について、[時間]分の授業案を作成してください。生徒はすでに[既習事項]を理解しています。目標:授業終了時までに、生徒が[到達目標]できるようになること。導入、講義、ペアワーク1回、個人作業1回、振り返りの発問を含む、時間配分付きのアウトラインを提示してください。理解が遅れがちな生徒がつまずきやすいポイントと、進んだ生徒向けの発展的な課題も1点ずつ記載してください。
Grok 4.3 Thinkingで授業案を作成する。作成後、クラスの実態に合わせてアクティビティを適宜調整してください。
よくある誤答を取り入れた小テストを作成する
選択式問題の質は、誤答(ダミーの選択肢)の出来で決まります。生徒が陥りがちな典型的な誤解に基づいた選択肢を作成させることで、どの選択肢を選んだかによって生徒の理解度が把握できるようになります。
[学年]向けの[トピック]に関する4択問題を[問題数]問作成してください。誤答の選択肢はすべて、生徒がよく抱きがちな特定の誤解に基づいたものにしてください。問題の後に、各誤答の背景にある誤解の内容を説明した解答・解説を付けてください。
小テストを生成する。印刷する前に、必ず解答と解説を自分で確認してください。
同じテキストを2つの難易度向けに書き直す
習熟度が異なるクラスでは、同じ内容でもレベルに合わせた文章が必要です。本文を貼り付け、書かれている事実はそのままに、語彙や表現の難易度だけを調整します。
以下の文章を、[学年]の生徒向けに2つのバージョンで書き直してください。1つは読解力のある生徒向け、もう1つは読解が苦手な生徒向けです。どちらのバージョンでもすべての事実と重要用語は残し、易しいバージョンでは重要用語の解説を入れてください。また、事前に指導しておくべき語彙のリストも作成してください:[文章を貼り付け]
テキストを調整する。短い文章の言い換えであれば、Paraphraser(言い換えツール)でも十分です。
写真からワークシートを校正する
誤字脱字や曖昧な設問は、30枚印刷してしまう前に修正するのが鉄則です。作成したワークシートの写真を添付して、ダブルチェックを依頼しましょう。
[学年]向けの[トピック]に関して作成したワークシートの写真を添付しました。誤字脱字、例題の間違い、生徒が複数の意味に受け取れてしまうような曖昧な設問がないかチェックしてください。問題点がある場合は、問題番号と修正案を箇条書きで提示してください。
このプロンプトを開く(開いた後に画像を添付してください)。
評価とコミュニケーション
評価や連絡文では、一貫性と適切なトーン(言葉遣い)が何よりも重要になります。
生徒にも伝わりやすいルーブリックを作成する
生徒目線の言葉で書かれたルーブリックは、提出前に自分で見直せる実用的なチェックリストになります。教員用と生徒用の2種類を同時に生成させましょう。
[学年]の[教科]における[課題名]のルーブリックを作成してください。評価基準は4つ、各4段階のレベルを設定してください。評価・採点用の「教員向けの言葉」と、生徒が提出前にセルフチェックできるよう「〜できる」という形式にした「生徒向けの言葉」の2つのバージョンを書いてください。
ルーブリックを下書きする。カリキュラムの達成基準に合わせて基準を微調整してください。
生徒の解答から典型的なつまずきを分析する
同じ設問に対する30人分の記述解答を見ると、多くは3〜4つの共通する間違いに分類できます。名前を伏せて解答を貼り付け、Thinkingモデルに分類させることで、翌日の授業で的を射たフォローができます。
以下は「[発問・問題]」に対する生徒の匿名解答です。間違いや誤解のタイプごとにグループ分けし、各グループに何人該当するかを示してください。また、各グループの典型的な解答例を1つ引用し、最も多かった誤解を解消するための5分程度のアクティビティを提案してください:[解答を1行に1人分ずつ貼り付け]
簡単なメモから所見・フィードバック文を作成する
評価の判断自体は教員が行い、AIにはそれを丁寧で前向きな文章に整える作業だけを任せます。個人名は絶対に入力せず、イニシャルや記号を使用してください。
採点時の簡単なメモをもとに、生徒向けの短いフィードバック文を作成してください。メモごとに2〜3文で、良い点と具体的な次の改善点を1つずつ盛り込み、形だけの褒め言葉ではなく前向きで励みになるトーンにしてください。メモ:[名前を入れずに、1行に1人分ずつメモを貼り付け]
フィードバックを作成する。生成された文は、生徒が受け取ったときの気持ちを考えて必ず読み直しましょう。
保護者への落ち着いた連絡文を作成する
家庭への連絡文は、表現に悩むことが多いものです。Grokを使えば、事実をありのまま伝えつつ、協力を促す角の立たないトーンを見つけられます。
[状況]について、保護者への短い連絡文の作成を手伝ってください。起きた出来事を客観的事実として伝え、学校側の対応を説明した上で、家庭と学校が協力して取り組めることを1点提案したいです。専門用語や責任追及を避け、温かみがあり分かりやすい文章で、200〜300文字程度にまとめてください。
メッセージを下書きする。公的な文書を作成したい場合は、Email Writerも便利です。
注意点・避けるべきこと
- 生徒の個人情報を入力しないこと:生徒の氏名、個人が特定できる成績、健康や家庭環境に関する情報は、いかなるAIチャットにも入力してはいけません。必ず匿名化してください。
- 未確認の解答をそのまま使わないこと:Grokは計算ミスをしたり、古い情報をさも正確であるかのように提示したりすることがあります。模範解答や解説は、必ずご自身で一度解いて確認してください。
- 最新の学習指導要領や入試情報を鵜呑みにしないこと:チャットにはインターネットへの直接アクセス権がなく、知識のカットオフ(学習期限)があるため、今年度の入試制度の変更点などを把握していない場合があります。
- AIの作成案をそのまま決定版にしないこと:生成された計画は、あなたのクラスの実際の生徒を知りません。あくまでアイデアのたたき台として活用してください。
関連ページ
- 授業内のアクティビティにも役立つ、学習用プロンプト集および文章作成プロンプト集
- 便利ツール:要約ツール(Summarizer)、英文法チェッカー(Grammar Checker)
- ガイド記事:効果的なGrokプロンプトの書き方、AIのプライバシーと安全性


